写真など階調をもった画像の表現方法の一つにアミ点(網点、AMスクリーン)があります。
1インチ当りに並んでいる点の数がアミ点の線数です。
濃い部分は点が大きくなり、薄い部分は点が小さくなります。
(濃淡が変化しても、並ぶ点のピッチは一定です)

2,400dpi(イメージセッター)でのアミ点の拡大写真と実測濃度(%)の例です。
アミ点の角度は75度です。(50倍で撮影)

30%アミ点2400dpi175線

2,400dpi
175線
データ : 30%
光学濃度実測値 : 30.4%

 

 

 

 

50%アミ点2400dpi175線

2,400dpi
175線
50%
光学濃度実測値 : 48.9%

 

 

 

 

80%アミ点2400dpi175線

2,400dpi
175線
80%
光学濃度実測値 : 80.3%

 

 

 

 

次に、25,400dpi(レーザフォトプロッター)でのアミ点の拡大写真と実測濃度(%)の例です。アミ点の角度は45度です。
こちらは、アミ線数300線なので写真の倍率を変えています。(200倍で撮影)

20%アミ点25400dpi300線

25,400dpi
300線
20%
アミ点光学濃度実測値 : 20.4%

 

 

 

 

50%アミ点25400dpi300線

25,400dpi
300線
50%
光学濃度実測値 : 49.9%

 

 

 

 

60%アミ点25400dpi300線

25,400dpi
300線
60%
光学濃度実測値 : 60.2%

 

 

 

 

光学濃度を維持するため、定期的に光学濃度測定を行って管理しています。