マスクフィルムに高精度、高解像度で描画したデザインに
外形加工を追加する場合、通常は
描画位置と外形位置を合わせる必要があります。
そこで重要なのは、ガイド穴位置精度です。
まず必要なデザインと一緒に、下の写真の様にガイドマークを描画します。
今回は解像度25,400dpi、直径2.1mmの黒丸を描画しました。
このガイドマークをカメラで見て、自動アライメントで位置を出し、
ガイド穴をあけます。ガイド穴加工後は下の写真の様になります。
穴径は2mmです。
写真ではわかりにくいですが、丸くて黒い縁取りの外側は透明フィルムが存在し、
縁取りの内側は貫通穴になっています。
黒い縁取りはガイドマークの残りで、片側0.05mmです。
ガイドマークに対するガイド穴の位置精度は、
現在検証中ですが、だいたい0.010mm以内に収まっています。
このガイド穴を複数加工し、デザインと外形加工の位置合わせに使用します。